Nゲージの世界とは?

~鉄道模型初はソニー~

鉄道模型といえば、現在日本でもっとも普及しているのは、レール幅9mm、Nineの頭文字を取ったNゲージでしょう。国産初のNゲージ製品を作ったのは、なんと家電メーカーのソ二ーでした。

~日本最初のNゲージばソニー製???~

1964年、ソニー商事は、アメリカの鉄道模型メーカー・マイクロトレイン社と提携、家電製品でつちかった技術を駆使して、当時としては極小サイズの模型車両に電動式の走行機能を内蔵させた、ソニーマイクロトレーンを企画。 ED75形電気機関車とスハ43形客車のセットを200セット作製して、業界内でプロモーション用に配布しました。
しかし、残念ながらそれは一般販売にいたらなかったのです。一般販売された国産初のNゲージは、1965年に関水金属から発売されたC50形蒸気機関車とオハ31形客車となります。

~続々と登場!「300円で買えるNゲージ」~

Nゲージでは、車両だけでなくジオラマ作製用に、駅や沿線の建物、駅員や乗客のフィギュア、さらには同スケールの自動車まで多彩な商品があります。それらを本気でそろえようと思うと、じつにお金がかかるものでした。ところが最近、実売300~400円程度の低価格で買える、Nゲージと同スケールの商品が普及しています。それは食品玩具です。
老舗TOMYTECからは、昭和30年代の商店、病院などを再現した「街並みコレクション」が、F-toysからは、映画監督の実相時昭雄氏監修で、小さな都電の車両もついた「昭和情景博物館」、バンダイからは「私か生まれた町」が、発売されています。
いずれも最新の建築物ではなくレトロ風の建物ばかりですが、バンダイの「ワーキングビークル」シリーズはNゲージと同スケールで現用のトラックなども扱っていますし、現用鉄道模型と並べることのできる食玩の登場にも期待したいです。

~Nゲージ軍用模型???~

ところでNゲージを縮尺に換算すると、約1/150になります。(ただし、狭軌も標準軌も広軌もレール幅9mmにするので、新幹線などは約1/160位になります)
近年、ミリタリー系模型マニアの間では、これとほぼ同縮尺の1/144の戦車モデルの食玩「ワールドタンクミュージアム」「マイクロアーマー」がヒット商品となり、1/144の製品が次々と出ています。そのなかでも一部で注目を集めているのが、戦車模型の標準サイズである1/35では大きくなりすぎますが、1/144ならば手ごろな、列車砲、装甲列車の模型です。
香港の模型メーカー・ドラゴン社はドイツ軍の28cm口径車砲レオポルドを、日本のガレージキットメーカー・マツオカステンは80cm口径列車砲ドーラを製品化しています。鉄道模型マニアかつ軍用模型マニアの間では、そのNゲージ化改造を試みる者も少なくありません。
そんななか、日本の手作り鉄道模型メーカー、ワールドエ芸は、1/144レオポルドをNゲージに乗せられる改造パーツを発売しました。内容は、車輪、フレーム、車輪止め板、ネジで構成されています。

~幻の名車も今やお手軽に!!~

歴史的名車や希少品のNゲージ製品は数多くあります。たと えば、戦前の蒸気機関車C55形の流線型改造モデルは、 1982年に中村精密から初めて発売されました。これは、真鍮、エッチングパーツを多用し、当時1万4000円の豪華製品ながら、すぐに完売し長らく超プレミア品でした。
しかし1996年にワールドエ芸で再製品化されて以後、現在ではマイクロエース(旧・有井製作所)、KATOからも入手可能です。
同じ戦前の流線型蒸気機関車で旧満鉄の特急あじあ号は、2001年にはマイクロエースからNゲージ化され、さらにフルタの「世界SL紀行」で廉価な食玩でも入手できるようにまでなりました。

~インフォメーション~


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